雑記

法律を理解するためには、勉強に性行為が先行していなければならない。これはセクハラである。しかし、セクハラが先行していなければ法律・権力が理解できないのだ。日本の法律には公認のセクハラが制度化されていると考えて良い。セクハラに耐えられる女性、排外主義に耐えられる在日外国人、同性愛差別に耐えられる同性愛者しかそもそも実定法を理解できないし、資格を獲得できない。これでよく歴史が終わったなどといっていたものだ。司法試験予備校の知的水準の低さには軽蔑しか覚えない。

國分功一郎氏が行政手続の酷さを面白く紹介してくれている。法科大学院行政法の授業もこういう感じで絶望的に酷かった。しかもこれに迎合する答案を書かないと弁護士資格は得られないんだから。世間でちやほやされている弁護士を見ると正直いって気持ちが冷める。要するにこの国の政治制度って専制的な部分がものすごく多いんだよね。宮台氏も刑事手続について○檄でいってたけど。でも、こんな酷い制度が21世紀まで放置されているのは批評家の責任もあるんじゃないか。この国の批評家って本当に民主的な政治参加の努力をしてない。日本の法律が専制的だっていった人一人もいないんじゃないか?そんなことは自分でやれって?それはそのつもりだけどね。その最初の一歩があまりにも遠くてノイローゼ気味。

http://www.tbsradio.jp/ss954/2013/04/201300416.html




ゲンロン憲法草案で、象徴元首と執行元首を分けていたが、それって知事の横に世襲の大名を置くようなものでしょ?バカバカしいというほかない。それに、オーストリアハンガリー二重帝国みたいに中途半端な政体はことごとく崩壊するのだから、そんなことをするくらいなら単純に大統領制を導入すればいいだけではないか。過去に福田和也が崩壊前のオーストリーに似ているといっていたが、当たっていると思う(さすが批評家)。中国の前に日本が分裂するかもね。