2014-04-01から1ヶ月間の記事一覧

雑記

日本はアメリカから概念が入ってくるとなんでもかんでも受け入れてあたかもそれが昔から当然であるかのように振る舞う現金な国である。ストーカーという概念が輸入されたのは2000年代以降だろうか?扱いの難しい問題なので、世界が変わったかのように否定的…

雑記

女性が個人主義を身につけなければならないとき、社会そのものが自分を排除するようにできていること、従って、自由で女王として振る舞ってきた高校や大学までの生活を根本的に見直さなければならないことに直面する。この社会においては自己がマイノリティ…

雑記

しかし、見れば見るほど法律というのはつまらない世界に人間の可能性を閉じ込めるものだな。モンテーニュで尽きている。カント的な世界にはならない。統制的理念は実現しないのだから当たり前だ。 ため息つきながら生きていくのが自分の人生だ。 逃げるのに…

福岡伸一氏

の説明が最もわかりやすい。社会的な喧騒からも距離が置ける。http://www.sotokoto.net/jp/essay/?id=102

個人

何もかもが内輪話に引き込まれるこの国で、どれだけ個人であることができるだろう?個人であらねばならない。 共同体はマイノリティのどんな訴えも多数派の情念の沼地に引き込んで割り引かれたものにする。 上から覆い被さり、マイナーさの牙を抜き支配しよ…

雑記

マイナーな世界以上に世界が広がることはない。あるいは、マイナーな世界を描くことこそが文学=聖書の根本的な価値である。自己完結的なものとしてのマイナーな世界を掴むこと。 シルベール・ロトランジェがいうように、流行の一歩手前でマイナーさに止まる…

歴史の終わりと世紀末の世界

フクヤマ「ブッシュ陣営のエコノミストたちは古典的な市場法則が決める比較優位に従っている限り、アメリカがコンピューターチップを作ろうがポテトチップを作ろうが 同じことだと言い続けていました(笑)同じ富が得られるならコンピューターチップを作ろう…

批評

http://book.asahi.com/reviews/reviewer/2013092900001.htmlhttp://www.nippon-dream.com/wp-content/uploads/e4e46a87f743d0f8d5f8d1a69aa9eea9.pdfさすがに鋭い。いうべきときにいうべきことをバシッというのが批評家だよなぁ。 http://d.hatena.ne.jp/no…

雑記

なぜ小保方氏がこれほど関心をもたれるのかがわからない。自らと似ていると感じるのだろうか?何かが崩れている。問題は個人ではなく世論である。http://d.hatena.ne.jp/nomad68k/20121201/1354354322 単にロジックに従っているだけでは人は現状追随主義にし…

電王戦

森下卓九段が敗北した。著名な棋士が負けてショックである。ソフトの性能は既に棋士を上回っている。ロジカルゲームとしてできることは既に閾値に達したのだ。これで、理論上は戦争のシミュレーションも機械が人間に勝ることになった。 ロジカルゲームがコン…

アキハバラ電脳組

90年代に発表された大月俊倫プロデューサーの4部作中で、現在でも最も新鮮に映るのがこの作品である。女子児童がふわふわしているという、ただそれだけの作品であるが、(であるがゆえに)印象が変わらない。 この頃に東浩紀氏がジャック・デリダについての博士論文で…

雑記

経済成長から成熟社会へというベクトルが21世紀の日本の経済政策の軸になることは間違いない。ただ、若い論壇人は成長の終焉が国家のパイの再分配の縮小の言い訳に使われるため、脱成長論への反発があるようだ。それはいい。彼らが成熟社会を叩くのは未だそ…