雑記

 なぜ小保方氏がこれほど関心をもたれるのかがわからない。自らと似ていると感じるのだろうか?何かが崩れている。問題は個人ではなく世論である。

http://d.hatena.ne.jp/nomad68k/20121201/1354354322

 単にロジックに従っているだけでは人は現状追随主義にしかならない。それは自由ではないし、平等な社会ももたらさない。形式的自由主義は結局は力の追求に帰結し、屈曲や遅れといった批評性を持たない。マイノリティがルサンチマンに淫した場合、他者=偶然に出会うことで生じる屈曲と遅れがなくなり、権力に喝采するイエスマンとなる。このとき彼らに批評=外部性をもたらすのは、ルーツへの回帰、即ち、もともとマイノリティがアウトサイダーであるということの認識以外にない。