アメリカンドリーム

民主主義ではなくアメリカンドリームを追いかけているのだろう。
だから、戦争責任の反省も、資本主義への批判もない。
勿論、マイノリティの自由についての意識もない。

保守派ではなく、彼らはアメリカンドリームの肯定者なのだ。だから反省や知性がない。

アメリカンドリームには他者がいないから、そこには共生のビジョンがない。自由ではなく、社会性を欠いたエゴだけがある。
リバタリアニズムの正しい訳語は「自由至上(市場)?主義」ではなく「拝金主義/立身出世主義」である。実際に個人の自由を唯一の中心価値として思考を演繹させれば、政治的なアナーキーにまで暴走し、結果的に共産主義へと帰結するはずだが、そういうことはなく、金融資本の利潤最大化のためのご都合主義的な政治的主張しかしない。最初になされた政治的ビヘイビアは今後も変わらないと見てよい。