雑記

 ハリウッド的サクセスストーリーを夢見て日本で弁護士を目指すと痛い目に会う。日本の弁護士は自由とマイノリティの擁護者ではないからだ。自由もない。多様性もない。支配への同化だけしかない。ここでは恐ろしく鬱屈した行き詰まりだけしか見えない。弁護士はサラリーマンと違い、会社への同化がないから自由だといったのは誰だろう?しかし、この世界をまともに受け取らないことだ。二者択一の問いにまともに答えてはならない。AでなければBであるという答えほどあやしく不確実なものはない。
 法律に夢も希望もないならば、弁護士を目指す理由はどこにもない。こんなものにこだわる必要はどこにもないのだ。それなのになんでこんなことにこだわるのか?法律に夢や希望、多様な社会を繁栄させたいのか?あるいは、希望のまったくない暗闇だからこそ夢と希望の実現を目指すべきなのか。そのようにいえるだけの元気がほしい。疲労に負けてはダメだ。