雑記

 政治家ではなく資本家が政治を動かしている。世界が古典的資本主義に近似してきた。その程度のことすら分析できない批評家は批評家ではない。言語分析がなくなり、資本のレポートしかニュースに出なくなった。個人のない国だ。

 批評がナマクラになってると思っていたら、メディアはスライムと化していた。柄谷氏は19世紀末だといっていたが、30年代的な展開も覚悟しておいたほうがいい。こういう時代には単なる自由主義者だけが理性を保てる。それが最も難しい。

 必要なのは弁護士ではなく外交官である。