雑記

 これから民法の過去問を解くが、どう見ても大工さんだよなぁ。大工は大工で立派だけど、知識階級に知性がないってのは国家として致命的でないの?どうやったらマイノリティの人権や自由のために闘う映画のような弁護士が誕生するんだろう?この国にそんな人間はいないのか?日本の法律学からは灰色の未来しか見えないと思うのは俺だけなのか?マイノリティの権利について語ったり、日本のショーヴィニズムと法制度の相関関係を批判したりする法律家に一人も会ったことがない。普遍的な理念について考えたり、少数派の声に耳を傾けるという文化がこの国では希薄だ。マイノリティ・スタイルで行くしかない...のだろう。

 日本人の差別意識の根深さにうんざりする。差別に対しては真に受けず、身体半分ズラして付き合うことだ。と同時に、差別を公然と行うような人間とは付き合わないことだ。共産党新左翼も頼りにならない。一見ブルジョワ的な個人主義だけがマイノリティの拠り所となる。しかし、これは辛いなぁ...

 日本で競争力のあるのは下士官レベルだというが、下士官に権力を持たせるのはやはり問題だ。彼らには創造的な力がないから、不測の事態に対応できない。しかも、権力者だと思っているから反省しない。