新しい保守合同

 を狙っているのだろう。管直人の能天気さには失望した。放っておけば自分たちへの支持が回復すると思っている。まるで緊張感がない。

 新保守と新自由主義の連合がマジョリティになる。今は彼らの勢力内での権力争いだ。だから、彼らは同じ理論の中で争っている。7割5分が保守勢力だというのは、つまりはそういうことだ。なんでこんな簡単なことを書いてくれないんだろう?日経新聞には期待してないけど、他の新聞社まで批評性がまるでないのはどういうことか。政界再編に合わせてジャーナリズムも再編するということなのだろうけど、まともな批評記事がなくて読むべき記事、記者を探すのが大変だ。

 結局、中心にあるのは資本主義である。明らかにマスコミを操作して大衆を踊らせようとしている。というか、既に踊りが始まってかなりの時間が経過している。こういうときは、原理的な考察が役に立つ。

 しかし、こんなことをやっていたら被災地なんて完全においてけぼりになるぞ?多分そのつもりなのだろう。ガクトが第一声で見捨てないといっていたが、あの声を続けられるかが最初にして最後の、そして最大のハードルになる。

 思想を排除して資本主義に同化した相手に対しては確固たる思想がないと対抗できない。我々はこれを自分で生み出さないといけない。